About Our Body · Jul 18, 2024

Wirelessbra Myths: ワイヤレスブラをつけると胸が垂れる？

私は今でこそワイヤレスブラの熱心な支持者ですが、初めてそれをつける前の様々な不安は今でも鮮明に覚えています。小さい頃から植え付けられた「ブラのルール」から脱却するのは本当に難しいものでした。ワイヤーががないブラは果たして本当にブラと言えるのか？ワイヤレスブラはサポート力が弱い？長時間着用すると胸が垂れたり外側に広がったりする？服と合わせたときに胸の形はきれいに見える？次々と疑問が押し寄せてきました。ネットで専門家の意見を洗いざらい調べただけでなく、自ら体験して最終的に答えを見つけました。

ワイヤレスブラを気に入ると、他の人にもその素晴らしさを体験してほしくなるものです。そこで先日、Instagramでフォロワーの皆さんにワイヤレスブラに対する疑問や誤解を募集しました。その結果、最も多く寄せられた質問は次の通りです：

ワイヤレスブラには十分なサポート力がありますか？
ワイヤレスブラはバストの小さいバストの人だけが着られるものですか？
ワイヤレスブラを長時間着ると胸が外に広がったり、垂れたりしますか？

韌チームは、内部メンバーや消費者の経験、ネットで見つけた情報、そしてブラ業界で10年以上の経験を持つ専門家の意見を総合して、この疑問に簡単に答えたいと思います。この情報がワイヤレスブラに興味を持っているあなたの参考になれば幸いです。

ワイヤレスブラに十分なサポート力がありますか？

正直に言うと、ワイヤレスブラのリフトアップ効果とサポート力は従来のワイヤーブラほどではありません。しかし、生地の素材と精密な裁断の相乗効果により、ワイヤレスブラでも十分なサポート力を持つことができます。ワイヤーがあるかどうかよりも、適切なサイズを選ぶことが重要です。一般的に、アンダーバストがフィットし、カップが胸の形に合い、ストラップの長さが適切で、ブラの伸縮性が正常であれば、そのブラは十分なサポート力を備えていると言えます。

一部のワイヤレスブラはサポート力を高めるために、ストラップを幅広くし、サイドを高くし、アンダーバストを二重に強化または厚くすることがあります。また、ワイヤーの代わりに柔らかいゼリー状のバーを使って、バストを優しく安定して支えるものもあります。つまり、ワイヤレスブラは単なるおしゃれな流行アイテムという訳ではなく、バストをサポートする優れた方法なのです。

（サポート力を高めるために、ストラップを幅広にする、サイドを高くする、アンダーバストを二重に強化または厚くする方法の一例。）

ワイヤレスブラはバストの小さいバストの人だけが着られるものですか？

ワイヤレスブラは、サイズに関係なく誰でも着用できます！しかし、大きなバストを持つ女性は通常、より強いサポート力と安定したカバー力を求めます。それらを実現する素材、デザイン、カッティングを維持しながら、快適で締めつけ感のない状態を実現することは結果的に、選べるスタイルの幅を狭めてしまうことがあります。多くのワイヤレスブラがDカップまでしかないため、バストが大きい人がワイヤレスブラを着用するのに向いていないのではないかと疑問に思う消費者がいることは理解できます。しかし、答えは「できます！」です。韌 REN では現在、Dカップ以上の女性に適した複数のアイテムを展開しています。

（Dカップ以上の女性が着用できる商品の一例。）

ワイヤレスブラを長時間着ると胸が外に広がったり、垂れたりしますか？

実際には、胸が垂れるかどうか、または外側に広がるかどうかは、ワイヤー入りかワイヤレスかに直接関係するわけではありません。胸の構造におけるクーパー靭帯は、胸を支え、形を維持するための最も重要な靭帯です。この靭帯は、妊娠や授乳期、体重の大きな変動、加齢などにより徐々に緩んでいき、重力の影響で下に引っ張られることで、弾力を失っていきます。

言い換えれば、垂れることは自然な過程であり、ブラだけでは防ぐことはできませんが、良いブラは適切にバストを支え、安定させることで、余分な靭帯や皮膚の緊張を減らし、垂れる速度を遅らせることができます。つまり、ワイヤーの有無にかかわらず、正しいサイズとフィット感のブラを選ぶことで、バストは単に「元の形を保つ」だけで、より垂れたり外側に広がったりするわけではありません。

（ワイヤーの有無に関わらず、正しい下着を選んで身につければ、バストが垂れたり外側に広がったりすることはありません。）

ワイヤレスブラは新しい試みではなく、自我の目覚め

私は今、韌チームの一員として、ワイヤレスブラは女性にとって新しい試みではなく、むしろ快適さ、自由、身体の自律を求める内なる欲求、自我の目覚めなのだということをより強く認識しています。日本初の下着デザイナーであり、下着革命の先駆者である鴨居羊子氏は著書の中で、下着の社会的機能を取り除くことで「あなたがあなたに戻り、私が私に戻る」ことができると述べています。それは女性が服装の社会的な枠組みから解放されることで、自我意識を反映することができるということです。

ブラに対する期待や想像は人それぞれ異なります。ワイヤーの有無は固定された選択肢ではなく、重要なのは私たちが身体の欲求に耳を傾け、社会から押し付けられた枠組みを手放し、その時々に最も適したブラを選ぶことです。ワイヤーの有無にかかわらず、快適さが最も重要です。